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第4回生産宣言者インタビュー(うさぎ農園)

生産者名/月野 陽(つきの よう)さん   宣言番号/1-11451

夫婦二人三脚で育てる世界の無農薬野菜

うさぎ農園さんの写真  誰もが安心して食べられる野菜作りを目指し、化学肥料や化学農薬を使わない、自然環境のことを考えた栽培に取り組んでいる合志市の「うさぎ農園」。
  元々は公務員だったという陽さんと亜衣さんのご夫婦二人で取り組まれています。陽さんの祖父と父親が約10数年前まで経営していた馬牧場の跡地を生かそうと、2年前にこの農園を始められました。広大な敷地内には、たくさんの珍しい海外の野菜が大切に育てられています。元々環境が違う場所で栽培される野菜なので、初めのうちは失敗の連続だったとか。栽培する時期や肥料など、条件を変えながら何度も挑戦したそうです。その努力が実り、今では、年間約300品種を栽培するまでになりました。これからの季節は、イタリアのナスや、イスラエルの【ダビデの星】という名前のオクラなどの夏野菜が美味しいとのことです。

野菜ソムリエを通じて出会ったくまもとグリーン農業
うさぎ農園さんへのインタビュー動画のサムネイル

  亜衣さんは、農業を始めるにあたり、野菜ソムリエの資格を取得することを思い立ちました。今では「野菜ソムリエの会熊本」の会長に就任しています。くまもとグリーン農業との出会いもここからです。
  「農業というのは、自然の中で生かされていることを実感できます。よく、無農薬は大変でしょ?と聞かれますが、初めからそれしかしていないので、私たちにとっては普通のことなんですよ。たくさんの人に、ここでできた野菜を食べて欲しいですね」。
  こちらでは、インターネットを介して、畑から収穫したばかりの旬の野菜を全国へ届けています。

初めからずっとやってきたことの延長として

うさぎ農園さんの野菜  現在は、くまもとグリーン農業推進本部委員でもある亜衣さん。「初めてくまもとグリーン農業の話を聞いたとき、環境のこと、これからの熊本のことをしっかり考えている内容にとても共感を覚えました。同時に、もっと自然を大事にしたいという気持ちが生まれたので、生産宣言をすることにしました」。
  宣言をする前から自然のことを考えた栽培を行っているので、特別何かを変えたりすることはありませんが、他の生産宣言をしている農家さんたちと知り合えたこと、環境について考えている人たちとの出会いが大きな刺激になっていると言います。

誰でも安心して野菜に親しんでもらいたい

車の写真  インターネットでの販売以外にも、手作りの移動販売車を利用して県内各地のイベントに出店しているうさぎ農園。美味しいのはもちろんのこと、普段あまり目にしない珍しい野菜に親しむことができるとあって、お客様からの評判も上々です。「毎日食べている野菜がどんな風に作られていて、そこにはどんな大変なことがあるかを知ってもらえる大切な機会だと思っています。直接話すことで、皆さんの野菜に対する思いや見方も変わってくるんですよね」。
  今後は農園レストランを展開していきたいと夢を語ってくれました。これからも農業という仕事を楽しみながら、二人で力を合わせて、みんなが安心して食べられる野菜をたくさん届けて欲しいものです。

第1回応援宣言者インタビュー
第2回応援宣言者インタビュー