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第8回 応援宣言者インタビュー(tutti)

「tutti」オーナー 中村 龍也さん

  
地産地消で守っていく熊本の安全な食文化

 熊本に生まれ、熊本で育ち、熊本の良さを伝える料理人がいるイタリアンレストラン。それが熊本市中央区にある「tutti」です。14年前にカフェレストランとしてスタートさせ、現在の場所に移店してから地産地消に取り組むようになりました。素材を生かしたメニューが豊富なこのお店では、契約農家から直送される自然栽培で作られた野菜、放牧をしたり餌を工夫するなど健康に配慮して肥育された豚や牛、牛深から生きたまま直送される天然の旬の魚などが使われています。手打ちパスタやピザ生地には県産の無農薬小麦を使用し、ドリンクにも県産ワインや地ビール、契約農家のジュースを取り扱うなど、熊本の食材にとことんこだわっています。今回は、お店としてくまもとグリーン農業の応援宣言をしているオーナーの中村さんにお話を伺いました。

地元への意識でつながる生産者と消費者

 中村さんは「県産の食材を使うことで少しでも地元に還元したい」という思いや「食べる人も提供する人も地元のことを意識することで、全体が良い方向になるのではないか」という考えから、県産食材にこだわった料理を提供しています。くまもとグリーン農業の応援宣言をしたのは、とある食のイベントに参加したことがきっかけだったそうです。「くまもとグリーン農業の存在は以前から知っていましたが、お店では既にくまもとグリーン農業と同じ考え方で取り組みをしていたので、宣言する必要性を感じていませんでした。しかし、宣言することで消費者に向けて安全性をPRできると考え、宣言することにしました。」店内には応援宣言書が飾られ、その周囲にはスタッフたちの手書きによる生産者情報が並んでいました。お店に訪れるお客様たちは、それらを興味深そうに読んでいるそうです。

熊本の大地と食文化を未来へ残すアルチザンクラブの活動

 中村さんは「アルチザンクラブ」というグループでも活動をしています。豊かな自然を誇る熊本の文化を守ろうと立ち上がった料理人、生産者、有識者によるグループです。「元々単独で食にまつわるセミナーを開催していましたが、なかなか広がりませんでした。ある日、私と同じ意識で活動を展開している『リストランテ・ミヤモト』のオーナーと出会い、彼の勉強量や生産者とのつながりの多さに感銘を受け、一緒に活動をすることにしたのです。」クラブの広報活動として、環境に配慮した農業と、それによって生産された農産物を扱うレストラン、食育に取り組んでいる栄養士や医師などのクラブメンバーが講師を務める食のセミナーを、年に3~4回開催しているそうです。消費が増えれば「美味しく食べて熊本が元気になる」という考えのもと、その土地で採れたものをその土地で食す大切さを伝えています。 

美味しく楽しく、さらに生産者にとってプラスになることを

 今後の展開について中村さんは「これからも今までと変わらず良い食材を使うことはもちろんですが、イベントを増やすなどして楽しい時間を過ごせる場所にしたいです。」と語ってくれました。アルチザンクラブについては、ただセミナーを開くだけでなく、生産者にとってプラスになるようにしたいともおっしゃっています。「例えば、安全な農畜産物をクラブメンバーが一手に引き受けて消費していくことです。そうすれば生産者が安心して、より多くの生産ができるのではないかと考えています。」新規就農を含め、安全な農産物を栽培する生産者を増やしていくことも狙いのようです。これからも、多種多様な職業の方が食を通して同じ意識で活動することで、熊本の大切な食文化が守られていくことでしょう。

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