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第6回生産宣言者インタビュー(JA阿蘇稲作部会)

JA阿蘇稲作部会 部会長 井手 明廣さん

  
生産者が一丸となって行う阿蘇の米作り

 高冷地域「阿蘇」の田園地帯では、「コシヒカリ」を中心に、「ヒノヒカリ」「森のくまさん」など3品種の「特別栽培米」が作られています。それらを作るのはJA阿蘇稲作部会の生産者たち。くまもとグリーン農業の特別栽培農産物の生産宣言をしています。今回は、部会長である井手さんにお話を伺うことができました。
 阿蘇の冷涼な気候は、病害虫防除が少なく済むそうです。「土壌がしっかりできていれば、作物は十分育つし、少ない養分でも、大きな根を張ってくれる。あとは、太陽と阿蘇山が育んだ水が育ててくれる」という信条の元、完熟堆肥や緑肥植物の投入など、土づくりにもこだわっています。こうして、ふっくらと香り高い「特別栽培米」が生まれているのです。

栽培基準を忠実に守りながら育てる特別栽培米

 くまもとグリーン農業の生産宣言をしたきっかけを伺うと「安全で安心なお米を作ろうという意識付けのためです。消費者に安全性をアピールするために、生産者として何ができるかを考えた結果、宣言することにしました。」と語ってくれました。JA阿蘇に出荷するお米は、すべて農林水産省のガイドラインに基づいて栽培されているそうです。「有機質肥料や完熟の堆肥、土壌改良剤を入れて田植えをしています。田植え後にまく除草剤の量や回数も含めて、決められた基準を守りながら稲作りを進めています。」こうした徹底管理の元「安全・安心」を合言葉に、愛情を込めて育てています。

くまもとグリーン農業に関わることで起きた変化

 生産者の意識が、宣言を行う前と後ではまったく変わってきたそうです。「以前は、お米の味はそこそこで良いから、とにかくたくさん作っていこうという風潮がありました。しかし、米作りで生き残るためには、JA指導の元、安全で安心なものを作ることが大切だと気付いたのです。」生産宣言をしたことで、JA阿蘇稲作部会に所属する生産者のほとんどが、くまもとグリーン農業を意識しながら米作りを行うようになってきたそうです。
 彼らのモチベーションを持続させるために、年に2回は稲の生育状況を確認する現地検討会などの講習会も行っているそうです。現在、JA阿蘇稲作部会に所属しているのはおよそ1,300名。「生産者全員が消費者に安全・安心で美味しいと喜んでもらえる米作りをしていかなければ、くまもとグリーン農業を行う意味がないと思っています。」と語る井手さん。今後も生産者たちの意識を統一させながら栽培していくとのことです。

美味しい阿蘇のお米を全国の食卓へお届け

 この日はちょうど、平成26年産の「阿蘇コシヒカリ」の初検査と出発式が行われていました。「阿蘇コシヒカリ」の収獲は、台風や長雨など日照不足の影響で、例年より1週間程度遅くなったそうですが、当初心配された品質については問題なく、ほぼ全量一等米という評価でした。本年度の阿蘇地区の総収量は約11万5,000トン、そのうち、台湾の高雄へ10トンが初めて輸出されるそうです。出発式の最後は、全国の食卓に美味しい新米を運んでいくトラックの様子を、参列者全員で晴れ晴れしく見送りました。ふと、阿蘇の美味しいお米を食べて笑顔になっている人たちの姿が見えたような気がしました。

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