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第1回生産宣言者インタビュー(農業生産法人株式会社那須自然農園)

熊本県立大学環境共生学部環境資源学科の学生による「生産宣言者インタビュー」の記事です。
学生の皆さんが、くまもとグリーン農業に取り組まれている生産者を訪問し、インタビューのうえ記事と動画を作成しています。

生産者名/那須 直敏(なす なおとし)さん  宣言番号/1-01830

  

 熊本県宇土市岩古曽町、ここで農薬や化学肥料を使わない自然農法で栽培しているのが、那須直敏(なすなおとし)さん。
現在は、奥さんと従業員2名とともに、米を中心とした様々な野菜のグリーン農業栽培を行っています。

お米、カボチャ、そして自然薯

 那須さんは、20年近く兼業農家として働いてきました。「やっと農地も広くなってきて、“何とか専業農家でやっていけるな”と思い、昔からの夢であった専業農家になったっですよね~。」と、にこやかに話してくれた那須さん。そこには専業農家としての自信がうかがえました。
 那須さんが作っているグリーン農業の商品は、米が中心です。那須さんの米は、甘みがあり、ちょっともっちりしています。全国各地にリピーターの方が多くいらっしゃるそうです。他にも、カボチャなど野菜全般を作っており、インタビュー時期(1月中旬)にはJAS有機農作物の自然薯が収穫を迎えていました。

20年前は珍しかった有機農業

 那須さんが本格的に有機農業を始めたのは約20年前。当時は珍しく、周りの農家でも理解者は少なかったといいます。
「“がんづめ”という除草道具があっとですけど、恥ずかしいと言いながら家内が使っとたとですよ。そしたら近所の人が立ち止まってから、「今どきあんたは何しよっですか」て笑わすとですよね。」最近では、動力の除草機が普及していますが、当時はそのような機械はなかったため、那須さんが農薬を使わず手作業で行う除草作業は、周囲からは“変わり者”と思われていました。さらに、「うちの田んぼだけね、農薬をやらんから害虫に食われて真っ白に枯れてしまうとですよ。だからやっぱり減収してしまって…。」と言葉に詰まった那須さん。当時は農薬を使わないことで米の収量が思うように伸びず、周囲からは「なんでそこまでして有機農業にこだわっとだろか」と言われていたそうです。
それでも有機農業をやめなかったのは、“農業が好き”との思いがあったからだと語る那須さん。「幼いころから農業が好きで手伝ってきたとですよね。それが染みこんでるもんだから、ずっと兼業農家しながら試行錯誤してやってきたとですよ。」そう語る表情から、農業に対する熱い思いがひしひしと伝わってきました。「ずっと続けていけばこの先、有機農業が見直されていくだろうと思っとったとですよね。」

消費者に愛される米や野菜

 その思いが現実となった今、那須さんの作った有機農業の米や野菜は全国各地の消費者に愛されています。「今後は、後継者にスムーズに引き継いでやっていけるような体制を作っていきたい!」と夢を語ってくださいました。

関連情報

『那須自然農園』
 水稲を中心に、自然薯や柿を栽培し、加工することで付加価値の高い商品として販売している。また、学校との連携による田植えや稲刈り体験、幼稚園児に対するジャガイモ掘りやサツマイモ堀り体験等の食育活動を行っている。那須自然農園のホームページで通信販売も行っています。

那須自然農園(外部サイト)

 
第2回生産宣言者インタビュー